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ゼファーガーデン(the zephyr garden)

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hard gay's night~告白~

そうあれは忘れもしない秋の終り、10月か11月だった。
友達のアパートに遊びに行こうとトロリーに乗った。一人だった。
ダウンタウンから乗って5分程度の場所だったので眠りに入ることはせずに音楽を聴きながらぼーっと外を眺めていた。

2駅目で男が乗ってきた。
目の前に座った。
トロリーの座席は全て向かいあっている。
さながら修学旅行形態である。
元々大っぴらな人間が多いため誰が何処で誰と話していようが全く不思議でない。
トロリーの中でもしょっちゅう話しかけられる。
しかし眠っている時にわざわざ揺すり起こして時間を尋ねるのだけは勘弁願いたい。
なんでみんなああなんだ?
そしてその話は今は関係ナイ。

男である。
小柄で垂れ目の怪しい風貌。
ヨーロッパ系でもなさそうだけれどメキシコ人っぽくもない。
男は”今から話しかけるぞ~”ってなオーラを余すことなく発していた。
そして1分後にやはり、きた。
僕がヘッドフォンをしていたにも関わらずである。
何やら僕のバッグを指差している。
ヘッドフォンを外して「何?」と聞くと彼はこう言った。
「ナイスバッグ、ナイスバッグ。」
「ああ、どうも。」と返すと男は続けた。
「ちょっと見せてもらってもいいかい?」
ひったくりかもしれないのでちょっと警戒しつつ手渡した。

続く。
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by zephyr_garden | 2005-07-03 18:47 | 生活
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