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ゼファーガーデン(the zephyr garden)

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さよならに、別れを告げる

「さようなら」は正しい日本語ではない。
別れを告げる挨拶は「さよなら」が正しい言い方だ。
「さようなら」と言うならばそれは「左様なら」となり接続詞の意を持つ。
だからといって僕はここで日本語の乱れがあーでぃーこーでぃー全くけしからん輩だわいプンプンおっとお嬢さんどこ行くのぺろんちょぺろんちょなんて言いたいわけではない(ちょっとは言ってみたいが)。

・「先生さようなら、みなさんさようなら」これは僕が小学生の頃の帰りの挨拶だ。

■「さようなら」を辞書で調べれば当然のようにさよならに属した答えがある。

■"goodbye" "so long" "farewell"いずれもジーニアス和英辞典で「さようなら」と引いて出てくる単語である。

■広辞苑で「さよなら」と引くと『「さようなら」に同じ』とだけ表示される。

上のどれを取っても広く使われているのは「さようなら」であり「さよなら」はいつしか「さようなら」へのつなぎでしかなくなっている。
そして人々が口にするのは「さよなら」でなく「さようなら」であり、「さようなら」ではなく「じゃあね」、「またね」だ。
時代と共に人々が変化するのが常必然ならば言葉もまた同様だ。
いつしか「さよなら」は「さようなら」と区別化され古語として扱われる日が来るだろう。
もはや誰もその言葉を発しなくなり書籍媒体の中でしか威厳を示さなくなるだろう。
その時僕らはどんな別れの挨拶をしているだろうか。
ぺろんちょぺろんちょ、だけは勘弁してもらいたい。



追記:
goodbye, so long という言葉を挙げたが、brahmanが随分昔に出したミニアルバムの中のroots of treeという曲の中で最後で歌っていたことを思い出した。
I might say the words "so long" or "goodbye" someday.
こんなかんじだったはずだが、直訳すると「俺は"さようなら"、もしくは"またね"と告げるだろう」と、こんな感じだろう。
"so long"はしばらく会えないとき、"goodbye"は日常で使う別れの挨拶ということで使い分けたのだろう。
実際にはほとんど違いはないらしいけど。
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by zephyr_garden | 2006-03-31 21:59 | 言葉言語
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