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ゼファーガーデン(the zephyr garden)

toughshot.exblog.jp

黄金島の逆襲

それは先週のことだった。
午前の授業を終え食堂に向かうメガネの青年を呼び止める留学生アドバイザーのロン。
「Eメールはチェックしたか?今日はフリーコーヒーパーティーだぞ」
留学生でちょこっと楽しみましょう、という趣旨だそうだ。
ちょうどお昼だしコーヒーだけでももらいに行ってみようと思い立った眉毛の太い青年はロンのオフィスに。

そこにはいたのはたくさんの日本人生徒でした

ドアを開け、オフィスに足を踏み入れた瞬間に談笑が止まる。
刹那的視線の集中砲火。
そう、バックパックを背負ったその青年には日本人の友達が一人もいないのだ。
何事も無かったようにテーブルのお菓子に目線を戻す若者たち。
コーヒーポットが部屋の端に置かれていたのはジーパンの青年にとって唯一の救いだった。
しかしもしこのポットからコーヒーと一緒に悪魔が出てきたら、このバンズのスニーカーの青年は迷わず自分の魂を捧げ、代わりにこの世で最も臭い屁を操る能力を手に入れていただろう。
そそくさとオフィスを後にする髪の長い青年に話しかけようとする若者はいなかった。
ガンズアンドローゼスのトレーナーを着た青年は食堂に戻り、ピザを一切れ買ってキャンパスの花壇の淵でそれを食べた。
コーヒーはくそマズかった。
うん、大丈夫。泣いてなんかない。
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by zephyr_garden | 2006-04-19 13:07 | 生活
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