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ゼファーガーデン(the zephyr garden)

toughshot.exblog.jp

割とどうでも良い英語の話し

言葉言語のカテゴリを作ったのにまだ日本語のことしか触れていないんですね。
一応留学生なんで英語の話を少し。
知っておくと邦楽を聞く際の粗探しに役立ちます。
興味のある方はどうぞ。
注)中学高校でキチンと英語を学ばれた方には読む必要の無い内容となっています



えー英語は多くの場合主語(S)動詞(V)それから目的語(O)の3要素で成り立っている訳ですが、文の構成要素ではない形容詞(adj)副詞(adv)も文を色付かせる重要な要素であると言えます。

例えば
This is a dog.
という簡単な文も
This is a big dog.

This is a tiny dog.
など形容詞を付け加えることでより具体的になってきます。

さらに
This is an extremely tiny dog.
と形容詞の前に副詞を持ってくることでThisの指すものが単に”犬”でなく”非常に小さな犬”と、読み手にとって分かり易くなります。

ここで注意したいのが副詞と形容詞の関係です。
例文にあるように副詞は形容詞の前に位置しています。
これは副詞そのものは直接名詞(dog)は修飾できないためです。
副詞が修飾できるのは形容詞(tiny)です。
さらに多くの副詞は最後にlyが付くので判断し易くなっています。

×an extremely dog (非常に犬)
○an extremely tiny dog (非常に小さな犬)

これは意味を考えれば一目瞭然です。
でも非常に犬って表現キライじゃないわよ。

もう1つ、副詞は動詞そのものも修飾します。
I extremely scare dogs.
extremely(極端に)scare(恐がる)→犬を
となりどれくらい恐がっているのかを具体的にします。

さて副詞の説明はこれくらいにしてそろそろ邦楽での間違った英語表現を掘り出しましょう。
といっても今どき英語詞を書いているアーティストなど決して珍しいものではありません。
きっと細かいミスはレーベル側が事前に訂正していることでしょう。
てことで狙うは訂正してもらえないいわゆるインディーズです。
学生バンドなんかだとさらに顕著かもしれませんね。
手元にあったCDのタイトルで1つ良い例があったので紹介します。

in the brightly moonlight

これはあるバンドのインディーズ時代の作品です。
moonlightは名詞、brightlyは副詞です。
名詞を修飾するには形容詞が必要なのでこのbrightlyは形容詞であるbrightになるべきです。

つまり正しくは
in the bright moonlight
です。

brightlyとbrightは品詞が違うだけで両方とも”輝かしい”という意味を持ちます。
ということは結局副詞を使おうが形容詞を使おうが意味は通じる!ってことになります。

「moonlightは形容詞としても使えるぞ!」
とツッコミがきそうですが、theが付いている時点でmoonlightの品詞は名詞となります。

でも重要なことにこのバンドのメンバーは英語をしっかり操って諸外国人との会話をこなしているようです。
なんだかんだでそこが一番大切なところだと思いますがね。
ちょっとくらい文法ムシしてもアメリカ人分かってくれますし。
ただ世に輩出するモンなんでちゃんとしておきたいとこでしょうね。

学生バンドやってるみんな!英語使う時は気をつけようぜ!
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by zephyr_garden | 2005-06-12 12:16 | 言葉言語
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