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ゼファーガーデン(the zephyr garden)

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人生なのか本当は一度しかない

二十数年も生きていれば自ら何かを決断したり、また友人知人が何かを決断するという状況に幾度となく出会う。
あるいはそれは進路という一部には「人生を左右するほど重要」とまでされている決断だったり、次にやるバイトだったり、はたまた交際相手だったりするだろう。
そして、誰かがある決断を下したときに、その人の口からこんな文句を聞いたことはないだろうか。

「一度しかない人生なんだから、何でもやってみなきゃ損でしょ」

その言葉を聞くたびに、僕はどこかで違和感を覚えながらも、同意・激励というエビフライ定職の如く汎用された回答を選んできた。
しかし本当にそうなのだろうか。
いや、別に人生の回数を談議するワケじゃあない。
決断した本人が本当に「人生は一回しかない」という理由からその道を選んだのだろうか、ということだ。
僕にはその言葉が決断を正当化、あるいは周りを納得させるための呪文に聞こえて仕方がない。
確かに自覚して生きられる人生は一度なのだろうが、それを言うなら2007年2月28日も一遍きりだ。
「一度きりの人生」論がまかり通るなら
「一度きりの2007年2月28日」論も通っていいのではないだろうか。

「一度しかない2007年2月28日なんだから、会社休んでみなきゃ損でしょ」
おそらくこの理由(理屈ではないことに留意)を受け入れる人は多くないだろう。
人生という大それた言葉を用いてこそ、それは強引にも説得力があるようにみせるのだ。
しかし同じ一度きり概念なら、屁理屈でも(理由にあらず)一日一日を過ごしている2007年2月28日論の方が個人的にはよっぽど好感が持てる。

だまされるな!
誰もそんなこと本気で思っちゃいない。
だまされるな!
それはもはや言い訳だ。
だまされるな!
「一度きり」なんじゃない、「一度きりだった」なんだ。

こんなこと書いてたらまた友達なくすな。
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by zephyr_garden | 2007-02-28 16:50 | 雑記

バスケットが上手いはスポーツが上手いなのか考える

バスケットはコート場で自由に動けることから、様々な能力を求められる。
最も単純かつ基本の走る能力一つにとっても、コートの端から端までを走る「スピード」と、相手を抜き去る(或いはその相手についていく)ための一歩を突き出す「クイックネス」と二つの能力に分類される。
その他にも跳躍力や持久力、シュートを成功させるための空間把握能力や、アピール力とか目立ちたがり力とかリバウンドを取りに行くあの娘(こ)が高く跳んでるとき にい にい にい。
もちろんそれらはバスケに限ったことではないのだけれどテニスだったり野球だったりバレーだったり、他の球技よりも動きの制限が極端に少ないことは事実だと思う。

じゃあバスケが上手いやつは他の球技もさらりこなしてしまうのか。
シーズンごとに様々なスポーツに取り組むアメリカと違い、日本では中・高と一種類のスポーツしか本格的には経験しないことが珍しくない、とかそういう前置きはいらない。
答えはNO、バスケで高い実力を持つ人間は他の球技をやらせると面白いまでに不細工だ。

例えば僕の地元でバスケで圧倒的強さを誇る高校からスカウトされ進んだある男は溢れんばかりのバスケの才能を持ちながら、キャッチボールをやらせればひどい制球に加え捕球も冴えず、フットボールを投げてもなかなかボールにキレイな回転をかけられない。ことが先日判明した。
おそらく卓球やバレーをやらせても僕が勝つだろう、バスケでは全く勝てないが。

その彼の元チームメイトで地区ベスト5にも選ばれた人もキャッチボールをさせるとノーコンどころか「おいどうやって投げりゃいんだよ」とのたまい、挙句見事な女投げを披露してみせたという。

他にもストリートバスケで世界でも有名なアメリカ人たちがバッティングセンターに遊びに行ったものの一人もヒットを打てない無様な映像がある。

それとは対照的に野球選手なんかはバスケの腕前もかなりのものだったりする、ほんとに。

ありとあらゆる動きの中で力を発揮する人間は、以外にも制限された動きに対応するのは苦手なのかもしれない。
あるいはそれは完璧すぎてもいかんざき、という神さまか何かからのメッセージなのかもしれない。
でもそうするとバスケができる野球人の説明はつかないな。
誰かこの僕の定説を覆せるエピソードや人物を知っていたら教えてください。
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by zephyr_garden | 2007-02-17 21:05 | スポーツ

虎視短短ポーカー

このテーブルを離れてはいけない―
男が自分自身に、最初にそう言い聞かせてから、どれだけ時間が経っただろう。
テーブルには自分を含め四人の男女。
皆視線は合わさずとも、言葉は交わさずとも、その内に秘めた欲望を果たさんがためにグッと自分を押し殺している。

「耐えろ、まだだ…しかし顔には出すな、こらえろ…俺は負けない」

他の三人は男の心境を知ってか知らずか、やはり膠着状態を解こうとする者はいない。
あるいはこの三人の中に、その男以上に痺れを切らしている人間がいるかもしれない。
男は焦っていた。

「落ち着け、大丈夫だ。俺はまだまだいける…しかし顔には出すな、呼吸を整えるんだ…冷静さを欠いたら負けだ」

いつからか真剣勝負になっていた。
誰かがこのゲームから、いやテーブルから降りるまで、誰にも止めることはできないのだ。
切れたヤツの負け。
親も勝者もいない、だが敗者だけが存在する。
男は限界にきていた。

「頑張れ、こらえろ!もう負けっぱなしは御免だ。ここまで来たら気力で乗り切るしかない。きっと勝てる!しかしもう我慢できない、どうするっ、負けるのは御免だ。しかしもう我慢できない。どうする、負けるのは御免だ。しかし…」

長い長い沈黙の中、ついに男がテーブルから腰を上げた。
三人の視線が男に集まる。
またもこの勝負の敗者は男だった。
腰掛けたままの三人が一斉に声をかける。

「「「立ったついでに」」」

「冷蔵庫にまだ伊達巻とかまぼこあるからアンタそれ持ってきてちょうだい」
「父さんはビールおかわりー」
「お姉ちゃんに煙草よろ~」

三が日、男が一人、トイレで泣く。
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by zephyr_garden | 2007-02-15 15:06 | 雑記

2007年最初の声を届ける試み

久方ぶりの更新ですあけましておめでとうございます(2007年最初の挨拶)。
引越しせいでネット環境が整わず残念な更新状況でした。
2007年の個人的目標の一つにしっかりと刻まれていたブログの継続は超ロケットミサイルローリングサンダーミサワエルボースロースタートとなってしまいました。
これも引越しのせいでネット環境が(2007年最初の言い訳)。

兎に角、新年の慶びをここに申し上げます。
メールを送って下さった方、返信が遅れていてすいません(2007年最初の懺悔)。
これも引越しのせいで(
こんなガーデンですが、2007年も力の限り読者様どもへメッセージを届けるべく興奮したいと思います。
あ、あとこのブログが書籍化することになりました(2007年最初の嘘)。
というわけで

今年も

よろしく

お願い

します(2007年最初のなんとか)。
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by zephyr_garden | 2007-02-03 17:07 | 雑記