スーパーでの話だ。
日本ではなかなか見かけない2Lのコークは1ドル50セントくらいが通常価格になっている。
一方飲みきりサイズの500mlは1ドル25セントが通常。
コークは最初のドリップがおいしいので価格も高くなるらしい。
あとの1500mlなんてカスもいいとこだという。
そしてその500mlコークの横には同じサイズの飲料水が置いてある。
こちらもコークと同じく1ドル25セントが定番。
飲料水も最初のドリップがおいしいらしくサイズが大きくなるにつれて相対価格はどんどん下がっていく。
約4Lの飲料水がだいたい2ドルくらいなのでやはり500mlを過ぎた水もクソみたいなもんだ。
それならクソでも喰らってるほうがまだましかもしれない。
と、こんなことを以前友人と話していた。
そこで一つの結論に至った。
アメリカでは、地面からコーラが湧き出ている。
マウンテンコークの奥深くには黒い泉(マザーコーク)が常にしゃわしゃわしていて、そこから流れ出る液体をすくい上げてペットボトルに入れてるに違いない。
じゃなければあの価格であの美味しさは提供できない。
そしてここからがコークマジックだ。
親泉から離れたコークは時間が経つと二酸化炭素を全て吐き出し色素を失い水になる。
水になったコークは別の容器に入れられ運ばれる。
そう、一つの泉からコークと飲料水の両方を生産していたのだ。
これなら早いうちに出荷しないといけないコークの方が若干価格が高いのも納得できる。
恐るべきコカ・コーラ社のビジネス。
そしてコークから水になる過程の中途半端なみそっかす野郎がダイエットだ。
ちなみに僕にはペプシなんていうすかしっぺみたいな響きの言葉の概念は持ち合わせていない。
あんなもんは偽りだ。入浴剤入りの温泉だ。
この結論は未だ仮定の域を出ないが正式に発表しようものなら僕はただちに消されるだろう。
消されはしないまでも顔、国籍を変えられて知らない国の発電所の地下で自転車をこぐはめくらいにはなるだろう。
さすがにそれは恐ろしい。
サンディエゴの太陽を掴む前に僕自身が星になるわけにはいかない。
ということでこの大胆な仮説はガーデン内に留めておきます。
くれぐれもタレこみはご容赦下さい。