少し前の話だけど、
『太臓もて王サーガ』が突き抜け(打ち切られ)ちまったァーオゥマイガッ!
ここを読んでいる人でジャンプで連載してたこの作品を知ってる人なんてほとんどいないと思う。
しかし、しかしだ。
ワタシにこの作品に対する想いを語らせてほしいんですがかまいませんね!!
と自然にあのネタが出てきちまう。
大亜門(作者)とジョジョって組み合わせはァーハーモニーっつんですかー。
たとえるならサイモンとガーファンクルのデュエット!ウッチャンに対するナンチャン!高森明雄の原作に対するちばてつやの『明日のジョー』!つうーッ感じっスよぉー。
セリフ、構図はもちろんのこと、しまいにはジョジョの登場人物(しかも主人公)まんまのキャラを登場させちゃうあたりに
痺れる憧れるってやつだ。
ただ、判っていた…この作品が極端なほどに好き嫌いに分かれ賛否両論の嵐となることは。
批判を覚悟で言うならばそういった
NO反対!派の連中の何割かは『パクリ』と『パロディ』の区別がついちゃあいないのだ。
たとえば浜崎あゆみがマライアだとかブリトニーだとかの曲をにょろっと変えて自分のものにするのはパクリだ。
パクりたいやつがパクるのは勝手だ。個人の自由ってものがあるし読者が作品に対してあれこれと言うのだって自由だ。だがしかし!この漫画(太臓)の作者(大亜門)はほとんど毎週、色々な作品から構図、アイデアをパクっていてそんなヤツは許さない。
・・・と「アンチはそう思っている」
たとえばアル・ヤンコビックがマイケル・ジャクソンの『今夜はビート・イット』を『今夜はイート・イット』として歌ったのはパロディだ。
つまり、つまりだァ、簡単に言うならば
元ネタを知られると困るのがパクリ
元ネタを知らないと困るのがパロディ
てえ事だと信じているんですよ。
あれ、このセリフジョジョで出てこなかったっけ
↓
ジョジョを読み返す
↓
あったーあったぞォー(嬉しい)
↓
このコマ、構図や表情まで似せてるじゃあないかっ(さらなる発見)
↓
二度オイシイ
↓
大 亜門!君の荒木飛呂彦への敬意の表し方に敬意を表す!
こんな流れでいかがでしょう。
まぁ今の「しょうねん」たちがこの作品の元ネタを知らないために充分に楽しめないのは仕方がない。
かくいう自分も
こちらのサイトがなければ半分も分からなかったがね。
でも漫画感想サイトの多くで打ち切りを惜しむ声があがったのは嬉しかった。
もうジャンプでチェックするのはネウロ他くらいになってしまったけど、
さよならは言わない。
またいつかどこかの誌面で温子に会えんことを祈りつつ。